五大栄養素で身体はできている

ボディメイクに食事内容はとても重要となりますが、Bonitaでは、炭水化物抜きなど、偏った食事方法はお伝えしておりません。摂り過ぎている分は、当然、量のコントロールが必要ですが、不足しやすい栄養もありますので、栄養について基礎的な部分についてお伝えしております。

どの栄養素も体の組織をつくるのに必要!

♦五大栄養素の主な働きとして、一般的に下記のように紹介されています。

炭水化物エネルギー源
たんぱく質エネルギー源
体の組織をつくる
脂質エネルギー源
体の組織をつくる
ビタミン生理作用の調整
ミネラル生理作用の調整
体の組織をつくる

このように書いてあると、炭水化物とビタミンは、身体の組織をつくるのに、そんなに重要ではないのかな?と思われてしまうと思います。実際には、炭水化物もビタミンも体の組織をつくるのに、とても重要となります。

例えば、コラーゲンと聞くと、女性なら誰もが、『美肌』と思い浮かべると思います。

コラーゲンはたんぱく質の一種で、体内で生成されますが、その時に必要となる材料の中に【ぶどう糖(炭水化物)とビタミンA.C】が含まれます。コラーゲンも、他のたんぱく質と同じように、アミノ酸に分解されてから吸収されるので、肉、魚、たまご、大豆類などを、バランスよく食べることが大事となります。

♦コラーゲンにはいくつかの種類があります。

1型コラーゲン骨、筋肉、皮膚など体内で多く存在するコラーゲン
Ⅱ型コラーゲン軟骨、関節成分、眼の角膜、硝子体の成分となるコラーゲン
Ⅲ型コラーゲン臓器に主に含まれるコラーゲン
V型コラーゲン1型やⅢ型コラーゲンを結ぶ働きがある

他にもいろいろあります。

血管壁には、1、Ⅲ、V型コラーゲンが存在します。コラーゲンが少なくなると血管の弾力に影響がでると言われています。コラーゲンは、身体のあらゆるところに存在して、重要な役割を持っています。骨、軟骨、腱の弾力や皮膚の弾力を保つ為、また、筋肉をつくるのにも必要となります。

これだけのコラーゲンを生成するには、しっかりと栄養を摂る必要があります。分解されたアミノ酸は、吸収された後、何型のコラーゲンに生成されるかは、自分で決めることは出来ませんから、毎日どこかで、コラーゲン生成が無事に行われるように、必要な栄養を摂取しなければならないのです。

主に体の組織をつくる栄養素の中で、重要視されていないように思える炭水化物とビタミンは、主成分であるたんぱく質と同じように、体の組織をつくるのに、とても重要なのです。

ダイエット、ボディメイクをする時には、五大栄養素のどれもが大事で、【悪もの】はいないということです。

摂り過ぎている物、不足している物、のバランスを見直して、身体づくりを進めることが大事かと思います。

プロフィール

ボディメイクパーソナルトレーナー
Junko Takahashi 49歳
re・FrameConditioningAcademy 認定 美姿勢・美脚スペシャリスト
身体の本質プロジェクト会員

体重よりも体のラインの崩れが気になりだす30代!
体のラインが崩れてきたけど、どうすればいいのだろう?と自分自身のボディメイクをきっかけに始めた美ボディメイクパーソナルトレーニングを京都烏丸御池で16年間サロンを営んでおりました。

re・FrameConditioningAcademy のメソッドを中心に、20代~50代の方のボディメイクトレーニング指導を行い、食事アドバイスには、身体の本質からみた栄養について、身体の本質プロジェクトのhs理論を素に健康な身体をつくりながらスタイルアップをしていただく内容をお伝えしておりました。

現在は、練馬区大泉学園エリアで出張トレーニングとオンラインパーソナルトレーニングを行っております。

健康と美容のためにお家エクササイズを頑張っておられる女性は多いと思います。やらなくちゃと思っておられる方もたくさんおられると思います。少しでも皆様のお役にたてたらと願っております。
身体づくりには、運動、栄養、休養のどれもが大事となります。
多くの女性に健康で若々しく楽しく毎日を過ごしてもらえるように、機能解剖学を視野に入れたトレーニングや、栄養・生理学の基礎知識など、女性の身体づくりに役立つ内容をお伝えできるよう、がんばってまいります!
どうぞよろしくお願いいたします。

Instagram junkotakahashi308でエクササイズについて投稿しています。セッションではどのような内容をするのかイメージしていただけると思います。優しいエクササイズで身体を変える!がモットーです!関節の可動性と安定性を高めていきましょう!